04/18 16:53

ポルトガルのオリベイラ監督は上機嫌だった。
フィーゴとルイコスタ抜きで戦ったフィンランド戦(3月27日)の1-4の大敗から一転、強豪ブラジルに1-1の引き分け。
それもPKで追いつかれたもので「内容にはほぼ満足」と笑みがこぼれた。
ブラジルとの対戦は1989年6月以来。
これまで2勝1分け11敗と歯が立たず、「黒ヒョウ」の異名をとったエウゼビオが活躍した66年ワールドカップ(W杯)イングランド大会で勝って以来、5連敗中だった。
「この1戦で自信をつけるかどうか、ポルトガルには大きな意味を持つ」と試合前にオリベイラ監督が語ったほどだ。
ルイコスタをまた故障で欠いたが、大黒柱のフィーゴが孤軍奮闘した。
サイドチェンジを繰り返し、ときにはトップ下で司令塔の動きもみせた。
ルイコスタが復帰すれば、ポルトガルの存在はやはり脅威となる。
(リスボン共同)
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