05/08 17:18

ワールドカップ(W杯)でクロアチア代表がキャンプする富山市は8日、同国の食文化を通じて歓迎ムードを盛り上げようと、同市立の各幼稚園、小・中学校の給食に出すクロアチア料理の試作会を同市内で開いた。
同国が位置するアドリア海沿岸ではシーフード料理が食卓の中心のため、この日作られたのは「シーフードスパゲティ」や星形チーズとワカメなどをあえた「地中海サラダ」、エビとすり身の「あられ揚げ」など。
今月27日から31日までの間に幼稚園、小・中学校計76校で、各校1回ずつ出され、計約2万7000人の子どもらが味わうことになる。
給食時には白と赤のクロアチアのユニホームカラーをあしらった紙製ランチョンマットも配布される。
献立を立案した富山市献立作成会の飯野恭子会長は試食後、「食材の味をうまく生かすことができた。
子どもたちに楽しんで食べてもらい、クロアチアのことを学ぶきっかけになれば」と話した。

記事一覧