05/14 15:54
13日に発表されたサッカーのワールドカップ(W杯)スペイン代表にMFグアルディオラ(31)の名前はなかった。
今季はイタリア1部リーグ(セリエA)ブレシャに所属したグアルディオラは、ドーピング(薬物使用)違反のため4カ月の出場停止処分受けた。
復帰したリーグ戦で、4月末に右ひざを負傷。
股(こ)関節を痛めて出場を断念した4年前のフランス大会に続く不運で、代表復帰に多くの同情が寄せられたが、カマチョ監督の目指す「無敵艦隊」には加われなかった。
名門クラブ、バルセロナが育てた「地元の英雄」は、昨秋ブレシャに移籍したとき「今度のW杯は最後のチャンス。
夢をかなえるために、一から出直したい」と新天地にかけた。
ドーピング疑惑でベテランは「身の潔白」を訴え続け、出場停止からの復帰後は「W杯の舞台に立つことでみんなに理解してもらえる」と再起をかけた。
しかし、右ひざの負傷は回復が遅れ、カマチョ監督もベテランの起用を断念。
「大黒柱を失うのは痛いが、実績よりも若手に期待をかけたい」と話した。
(バルセロナ共同)
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