05/18 21:57
コスタリカにとってはFW陣のできが気になる試合だった。
15本のシュートを浴びせながら、PKと、試合終了間際のCKからW・パークスが頭で決めた2点だけ。
決定力不足の声に「その通り。
この1週間の練習がハードなのが少し響いているかな」と、ギマラエス監督の表情も厳しかった。
ことしに入って右ひざを痛めているエースのワンチョペは欠場したが、3-4-3の攻撃的な布陣で臨んだ。
前半は格下のホンダFCをほんろう。
独特のリズムのショートパスを細かくつないで、相手のプレスをかわす。
突破力のあるサイドのサンシングに預けて、クロスを入れるパターンで何度もゴールを脅かした。
しかし、枠を捕らえられない。
たまらず、後半20分から数少ない“海外組"のギリシャで活躍するFWゴメスを投入するが、決定的な仕事はできなかった。
流れの中で点を取れなかったが、同監督は「FWは6人いるが、きょうは3人を試した。
次の試合ではあと3人を使って本番のメンバーを決めたい」とあくまで冷静に話した。
期待のワンチョペについては「けがからの回復は順調。
次の試合で45分間だけプレーするかもしれない」と語った。
得点力アップはエースの復帰待ちといったところか。
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