05/18 21:45

サッカーのワールドカップ(W杯)本大会に初出場するエクアドル代表チームが18日午後来日し、キャンプ地の鳥取市に到着した。
代表は6月8日まで市内でキャンプを行う。
来日したのは、ゴメス監督やアギナガ主将ら計約40人。
午後7時前、鳥取空港のロビーにおそろいの紺のスポーツウエア姿の選手らが現れると、出迎えた市民約400人はエクアドル国旗の手旗を振り、スペイン語で「ビエンベニードス・ア・トットリ(ようこそ鳥取へ)!」と歓声を上げた。
ロビーには国旗やランの一種の国花リカステが飾られ、通訳ボランティアの女性(24)がエクアドルサッカー協会のチリボガ会長に花束を、サッカー少年団の小学生がゴメス監督らに「鳥取」と書かれた記念品のかばんを手渡した。
選手たちは長旅でやや疲れた様子だったが、大観衆に笑顔で応え、カメラで市民の姿を写す選手も。
ゴメス監督は日本語で「アリガトウ」とひと言述べた後、「皆さんの温かいおもてなしに感謝します」と話し、笑顔を見せた。
1次リーグはイタリアやクロアチア、メキシコと強豪ひしめくG組。
選手の一人は中継地の成田空港で「強いチームばかりのグループに入って難しいが、いい戦いをする」と話した。

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