05/22 16:23

福島県のJヴィレッジでキャンプ中のアルゼンチンは22日、試合形式の練習を報道陣に公開したが、この中で、バティストゥータとクレスポの2人のFWが初めて2トップを組み、注目された。
ビエルサ監督はこれまで1トップで戦うスタイルを貫いている。
ともに世界的なスター選手のバティストゥータとクレスポのどちらが起用されるか注目されていたが、この日は2人を同時にプレーさせる2トップを試し、見守っていたアルゼンチンの担当記者らから「こんなシーンはめったに見られない」と驚きの声が上がった。
試合形式の練習は、キャンプに同行しているユースチームを相手に約20分間行われた。
トップの2人は左右のポジションを頻繁に入れ替えながら、トップ下に入ったアイマール、左のC・ロペスらとの巧みなパス交換で攻め込んだ。
練習後の会見でクレスポは、ポジション争いについて、何度もインタビューで聞かれているだけにややうんざりした様子で「監督がいろいろなパターンを試しているだけだと思う。
僕は自分ができるプレーをするだけ」と話した。
チームは20日からさまざまな組み合わせで試合形式の練習をしている。
22日は主力のMFベロン、オルテガや、けがから復帰したばかりのカニージャらは別メニューで調整した。

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