05/23 22:25
これが実力ならば日本はくみしやすい。
W杯本番への調整が目的とはいえ、チュニジアは組織、個人ともに大きな見せ場なくG大阪に0-3で完敗。
大分戦(18日)に続き、Jリーグのクラブに敗れた。
現状ではほぼベストのメンバー。
スワイヤ監督が表明していた通り、大分戦の4バックから3バックへシステムを変えた。
両サイドからの攻めを厚くする狙いだったようだ。
しかし、即席の変更はもろさを浮き上がらせただけだった。
前半20分、先制点を許す。
最終ライン裏側への対応ができず、ヘディングのこぼれ球から中山をフリーにした。
このほか両アウトサイドは攻めに意識が集中。
裏側のスペースがひんぱんに空いた。
192センチのストッパー、ジャイディは足もとが弱く、何度かピンチを招いた。
後半の2失点も対人プレーの甘さやGKのクリアミスから生まれた。
大分戦は来日の翌日で本当に体調が悪かった。
だが今度は言い訳にできない。
スワイヤ監督は「攻撃的に新しい戦略を採ったのが一つの原因だと思う」と話した。
W杯を目前にしながら「カルタゴの鷲」はまだ迷っている。
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