05/24 20:31

【ソウル24日共同】ワールドカップ(W杯)に出場する米国代表が24日、韓国入りした。
W杯のテロ対策で「最重点警護チーム」とされているだけに、仁川国際空港や、宿舎となるホテルには厳戒態勢が敷かれた。
空港からソウル市内に向かうチームのバスを、ヘリコプターが上空から監視。
特別警察部隊8人もチームに密着し、選手がホテルに到着して、バスから降りる際には、マシンガンを手に鋭い視線を周囲に送った。
昨年9月の米中枢同時テロ以来、スポーツの国際大会では米国チームには常に厳重な警備の対象となっている。
韓国紙によると、W杯でも警備レベルは「大統領クラス」。
宿舎に割り当てられた警察官も、米国チームは他チームの2倍近い約230人。
ホテルはすべての入り口に金属探知ゲートを設け、全入場者をチェックするものものしさだ。
宿舎に到着した米国チームには、日本で見られるようなにぎやかな歓迎行事もなく、選手たちは警備網の中で旅装を解いた。
ホテル従業員は「チームの行動予定も、一部の人にしか知らされていない」と話していた。

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