05/24 09:04

到着遅れでかえって注目度が高まったのか、ようやく現れた本物の「不屈のライオン」たちを一目見ようと、深夜にもかかわらず福岡空港に500人、キャンプ地の大分県中津江村には村民1370人の1割以上が集まった。
歓声に気軽に応じる選手らに、5日間待たされた村民も感激の面もちで出迎えた。
24日午前3時15分、中津江村の宿泊施設前では150人の村民と100人を超す報道陣が、緑色のシャツに白色ズボン姿の選手を迎えた。
長旅の疲れであくびを繰り返していた選手も、大歓声に迎えられると笑顔を見せ、気軽に握手やサインに応じた。
サインをもらった鷹野喜美子さん(75)は「なかなか来なかったけど、長く待った分だけうれしかった」と興奮気味。
直前まで寝ていたという小学4年生の児童も「お母さんに起こしてもらった。
選手がかっこいい」と話した。
福岡空港では、詰めかけた人々から「エムボマー」と有名選手を呼ぶ歓声が上がり、選手がバスに乗り込むと数百人が群がるなど、空港は一時「カメルーンフィーバー」になった。

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