05/24 18:12

大分県中津江村で事前キャンプに入ったサッカーのワールドカップ(W杯)カメルーン代表チームは24日午後5時前、Jリーグ2部のサガン鳥栖と親善試合を行うため、バスで同村を出発した。
試合は佐賀県鳥栖市の鳥栖スタジアムで午後7時に始まる。
度重なる出発延期や40時間を超える長旅を経て、同日未明にようやく村に着いた選手らだが、宿泊先の鯛生スポーツセンターで休んだ後、午前11時には軽い練習を行い、親善試合に向け体を慣らした。
来日の遅れで試合は2日延期されたが、スタジアムでは開場を待つ観客が列をなし、サガン鳥栖の広報担当者は「騒ぎで入場券購入の問い合わせが増えた」と盛況を喜んだ。
観客には抽選でカメルーン選手のサインボールなどが贈られる。
代表チームは28日に次のキャンプ地の山梨県富士吉田市に移動する予定だったが、イヤ・モハメド同国サッカー連盟会長はこの日午後、中津江村で記者会見し「遅れていくこともやむを得ない」と、中津江キャンプを延長する可能性を示した。

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