05/26 17:03

なじみの味食べ頑張って--。
鳥取市でサッカーのワールドカップ(W杯)のキャンプをするエクアドル代表に、三重県の食品会社、田中青果加工が調理用のバナナ「プラタノ」約300キロをプレゼント。
日本で手に入りにくい食材が毎日の食事に並び、選手に喜ばれている。
プラタノは長さ約30センチ、皮が緑色の時も食べられる。
選手が宿泊するホテルでは厚さ3センチほどに切って油で揚げた「パタコネス」という料理を3度の食事に欠かさず出している。
果物の味はせず、イモのような食感。
バイキング形式の食事の最初にパタコネスをつまみ、それを食べながら他の料理を選ぶ選手もいるなど好評で、ホテルの津村貫治副支配人は「簡単には手に入らない食材なので助かります」と話す。
田中青果加工は昨年10月以降、エクアドルからプラタノを輸入。
同社の登和麻取締役営業部長は「少しでもエクアドル代表の力になりたかった。
いい成績を残してくれれば、応援したかいがあります」とエールを送っている。

記事一覧