05/26 21:05
国際Aマッチで7試合連続無得点の決定力不足に悩んでいたチュニジアにとって、待ちに待った1点だった。
「8試合ぶりのゴールはうれしいよ。
時差ぼけも解消してきたし、トラベルシとのコンビがうまくいった」。
小柄なFWジャジリは、後半17分のゴールを安どの表情で振り返った。
3月にミシェル監督が辞任し、スワイヤ監督が就任してからは戦術で試行錯誤が続いた。
この日は4バックの守備に戻し、サイドバックが攻め上がった。
前半途中からはFWセリミを下げ、ジャジリの1トップ気味に変更し、両サイドに生まれたスペースを果敢に狙い続けた。
同点ゴールは、右サイドのトラベルシの突破力が導いたものだ。
右サイドでトラベルシと巧みなパス交換を見せたセリミは「この1点は満足できる。
W杯に向けて自信がついた」。
温存した故障明けのエース、ジトゥニが加われば臨戦態勢は整う。
記事一覧