05/26 16:00
来日の遅れから事前キャンプ地の大分県中津江村に5日遅れで入ったサッカーのワールドカップ(W杯)カメルーン代表は26日、28日午前中までの予定だった中津江村での滞在を31日まで3日間延ばす意向を明らかにした。
カメルーン側が同村でのキャンプ延長を示唆していたため、次のキャンプ地である山梨県富士吉田市の武川勉市長、同県河口湖町の小佐野常夫町長らが26日午前、カメルーン代表が宿泊している神戸市のホテルを訪れ、28日のキャンプ入りを要請したが、カメルーン側は「選手のコンディションを最優先している」などの理由で同村でのキャンプ延長の意向を示した。
武川市長らによると、応対したカメルーン・サッカー協会のデビッド・マイエビ副会長らは、チームの調整状況などを詳しく説明した上で「大変申し訳ない」と陳謝した。
6月1日に新潟で行われる対アイルランド戦後に山梨県入りする考えを伝え、「キャンプ入りしてからは山梨側の要望もできる限り受け入れたい」と述べたという。
会談後、武川市長は報道陣に「住民は待ちわびており大変残念だが、理解せざるを得ない。
スケジュールを今後調整し、子どもらとの交流などを予定通り行えれば」と話した。
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