05/29 16:37

W杯に出場する米国代表は、開幕を前にソウルでキャンプ中だ。
滞在する市内のホテルでは、テロを警戒して厳重な警備が敷かれている。
一方で選手は試合に向けて、リラックスできるような自由も与えられている。
ホテル側によると、米国代表はホテルの2フロアを貸し切り、マシンガンを携行する特別警察部隊が24時間体制で密着している。
チームと接するホテルのスタッフは限定され、身分証明書の提出が義務付けられた。
米国チームが滞在中、中東から客の予約を取らないことも求められているという。
厳しい警備の一方で、“自由の国"らしさもある。
グラウンドでの練習は毎日、午前中だけ。
選手たちは午後、ホテルに隣接するデパートやショッピングモールに出掛けることを認められている。
1次リーグで対戦する韓国の記者からは「そんな練習で、米国は韓国に勝てるのか」という質問も出ているが、アリーナ監督は「昔は厳しい練習をしていたけど、ここしばらくはやっていない。
(優勝した)ゴールドカップでもそうだった」と、涼しい顔だ。
(ソウル共同)
記事一覧