05/30 21:01

サッカー・ワールドカップ(W杯)イタリア代表のキャンプ地、仙台市などが主催する「イタリア代表歓迎会」が30日夜、仙台スタジアムで開かれ、市民やファンら約2万人がW杯での活躍を期待して、選手らを激励した。
歓迎式典では、市民代表の小学生がイタリア代表の愛称「アズーリ(青)」にちなみ、青い折り紙で作った千羽鶴を選手11人にプレゼント。
藤井黎市長は「W杯で最高の栄誉を勝ち取るよう祈っている」とあいさつした。
ベガルタ仙台ユースとの親善試合は、レギュラー陣が出場した前半に、ビエリ、トッティ両選手が2点ずつ得点。
イタリア代表が4-0で圧勝した。
人気のトッティ選手やデルピエロ選手にパスがわたると、ファンは総立ちに。
華麗なボールさばきにカメラのフラッシュが一斉にたかれ、満員のスタンドを大歓声が響き渡った。
試合後にカンナバロ選手は「日本のファンは温かく見守ってくれるので、とてもうれしい。
試合ではフラッシュがすごくて驚いた」と話していた。
この日はイタリアチームを一目見ようと、早朝からたくさんの観客がスタジアム周辺に列をつくった。
埼玉県川口市から訪れた岡崎里美さん(27)は「大ファンのデルピエロを目の前で見られて夢みたい」と興奮していた。

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