05/30 16:02

イングランドの主将で、左足甲の骨折から回復したデービッド・ベッカムが30日、W杯代表発表後初めての記者会見を行い「体調は万全だ。
初戦(6月2日)は90分間プレーするつもりだし、その確信がないと出場する意味がない」と復活をアピールした。
4月10日に負傷したベッカムは、アラブ首長国連邦のドバイと韓国の済州島での事前合宿はチームと別メニューでリハビリを行っていたが、28日から兵庫県津名町でのチーム練習に合流。
「ここ2日間は、4、5日前より格段に調子がいい」そうで、スウェーデンと対戦する初戦の先発出場をエリクソン監督に直訴したという。
「これまで、この7週間ほど努力したことはないかもしれない」と言いながら、表情に疲労の色はなく、終始笑顔で話した。
「練習では何度かタックルもしたし、またけがをすることを怖がってプレーするつもりはない。
活躍する自信はある」と力強く宣言した。
1次リーグF組はアルゼンチン、スウェーデン、ナイジェリアと強豪がひしめく。
「絶対に油断は許されない。
(欧州予選で)ドイツに5-1で圧勝してから期待は高まるばかりで、それにこたえるプレーをしなくてはいけない。
才能豊かなチームメートを頼りにしているし、どこにだって勝てると思う」と、落ち着いた口調にも強い意気込みをうかがわせた。

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