06/01 08:54

【上海1日共同】日韓共催のサッカーのワールドカップ(W杯)を機に、日本人のお辞儀の習慣を利用してシュートを決めるという日本をちゃかした内容のペプシコーラのCMが上海など中国のテレビで流され、話題になっている。
「礼儀の国、日本にようこそ」とアナウンスが流れる空港で、お辞儀をする子供からペプシコーラを渡されたブラジルのロベルトカルロス。
FKの際にその子供を思い出し、お辞儀をすると、ゴール前で壁を作る日本代表とみられる選手らが深々とお辞儀を返し、そのすきにシュートを決めるという内容。
中国のインターネットには「日本はこうやってW杯に敗れた」と、このCMをダウンロードさせるサイトも登場。
「すばらしい広告」「礼儀正しい民族というが、南京大虐殺はどうか」などと書き込みが寄せられ、反日感情を持つ一部市民がこのCMで留飲を下げた形だ。
ペプシコーラ北京支店の宣伝担当者は「米国で撮影されたCMで、中国のほか欧米でも放映しているはず。
政治とは関係なく、日本人をあざ笑うつもりもない」と話している。

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