06/01 17:31
【パリ1日共同】ワールドカップ(W杯)の開幕試合でフランスがセネガルに敗れる波乱から一夜明けた1日、フランス主要紙は一面に「心配だ」(パリジャン)、「フランス失墜」(フィガロ)などの見出しを掲げ衝撃の大きさを物語った。
4月のフランス大統領選第1回投票でジョスパン前首相が予想外に敗北した際のショックになぞらえる論調が多く、スポーツ紙レキップは「有権者が目を覚まし決選投票で真剣な選択をしたように、代表にも覚せいが必要だ。
フランスに欠けていたものは元気、活気、初心の大切さだ」と指摘した。
リベラシオンは「W杯第1回投票は心配な結果」の見出しで「現実を見ない旧宗主国的な慢心が手痛いしっぺ返しを招いた。
ジダン欠場を嘆くようでは、世界レベルに達していないということだ」と酷評した。
記事一覧