06/04 08:50

【光州(韓国)4日共同】中国が4日、当地で行われるサッカーのワールドカップ(W杯)1次リーグC組のコスタリカ戦で、W杯にデビューする。
アジアのレベルではそこそこの強さを誇ってきたが、世界の大舞台では未知の存在だ。
過去4大会連続で異なる国を決勝トーナメントに導いた名将、ミルチノビッチ監督の手腕が注目される。
中国の選手強化が本格化したのは、プロリーグが発足した1994年以降だ。
98年には、28歳以下の選手の国外移籍禁止が解除され、外国との交流が徐々に進んできた。
ただし、今回のチームの完成度はまだ低いとみられる。
対戦相手のコスタリカは90年W杯で、ミルチノビッチ監督が指揮したチームでもある。
苦戦も予想されるが、同監督は「指導した経験のあるコスタリカだからと意識はしていない。
ただ、われわれのサッカーを世界に披露したい」と、意味ありげに話している。

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