06/05 10:38
【光州(韓国)5日共同】ワールドカップ(W杯)初出場の中国代表チームの敗戦から一夜明けた5日、帰路につく大勢の中国人観客や中国の報道陣が朝から続々と韓国・光州空港に到着、足取り重く搭乗ゲートに向かった。
中国にとって残り2試合はブラジル、トルコといずれも実力チーム。
「できれば1勝」の夢が厳しい現実を前に遠ざかる中、多くのファンは「せめて1得点」(北京の男性)に今後の期待をつないでいるようだ。
光州には1万人以上とみられる中国人観客のほか、2-300人もの中国の記者が詰め掛けたが、広西チワン族自治区の地方紙記者、蒋士元さん(35)は「昨日の試合で中国チームは実力を発揮できなかった。
残りの試合で力を出し尽くしてくれれば十分」と疲れた表情。
光州の案内所で中国語通訳を担当する韓国人、羅英珠さん(28)は「中国チームが3日に来た時は大騒ぎだったけど、今日はみな元気がなく、私も残念」と気遣った。
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