06/07 17:34
【1次リーグG組】▽イタリア-クロアチア(18時・茨城)イタリアのDF陣は速く、強く、読みも鋭く、すきがない。
攻撃を指揮するトッティは複数でもマークが難しく、エースストライカーのビエリはペナルティーエリア内でボールを受けたら止められない。
戦術がオーソドックスなクロアチアには厳しい戦いになる。
イタリアはエクアドルとの初戦に4-4-2で臨んだが、次は従来の3-5-2に戻すだろう。
けがから復帰のFWインザギが先発し、初戦は最前列に位置したトッティが得意のトップ下に下がるはずだ。
敏しょう性とゴールのきゅう覚に優れるインザギは、ビエリとのコンビネーションが抜群にいい。
この3人だけで十分な突破力があり、残りの選手は守備重視でプレーするだろう。
そうなるとクロアチアは苦しい。
司令塔のプロシネチキには相手マークをかいくぐる個人技があるが、先発しない見通し。
前線やサイドへのパスコースが遮断されると、攻め手を失ってドリブルをしすぎる。
ワンパターンな遅攻ではイタリアの守備網を破れない。
セットプレーに勝機を見いだすしかなさそうだ。
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