06/08 10:46
日韓共催のW杯で世界王者のフランスが1次リーグA組の2戦を終え1分け1敗、得点0、失点1と思いもよらぬ苦境に陥った。
とはいえ、1勝1分け、得点3、失点2で現在首位のデンマークとの最終戦に2点差以上で勝てば、決勝トーナメント進出を果たすことができる。
11日、仁川(韓国)で行われるデンマークとの一戦から目が離せない状況となったわけだが、多少ケースは異なるものの、こういった窮地から脱するのを得意?としてきたチームがある。
3度優勝の実績を誇るイタリアだ。
西ドイツを破り、3度目の世界一に輝いた1982年スペイン大会と、ブラジルに決勝で敗れた94年米国大会の例を見てみよう。
82年大会1次リーグのイタリアは3戦3引き分けでしぶとく2位に食い込んだ。
3位のカメルーンと同勝ち点、同得失点差だったのだが、総得点で1上回り、以後は優勝候補筆頭のブラジル、アルゼンチンなどを撃破、黄金の優勝杯を手中にした。
94年大会は1勝1分け1敗で辛うじて決勝トーナメントへ進み、決勝ではブラジルと0-0後のPK戦に持ち込む大接戦を演じた。
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