06/12 19:50
日本が1次リーグ最終戦で戦うチュニジアは12日、キャンプ地の奈良県橿原市で非公開練習を行った。
自力で決勝トーナメントに進出する可能性を残しており、約2時間、ミニゲームなどで調整した。
運動量の多い右サイドMFのガブシが出場停止で、日本に2点差以上の勝利が必要と状況は厳しく、練習中の雰囲気は緊張感に欠けていた。
スワイヤ監督も覇気のない表情で、「練習試合でJリーグの2チーム(大分、G大阪)に負けているのに、代表チームが相手では…。
厳しい試合になる。
日本代表はわれわれに大きな苦しみを与えるだろう」と、弱気な発言に終始した。
一方で、トップ下のMFベンアシュルは「勝つつもりで試合に臨む」と元気に話し、GKブミニジェルも「チームは上り調子。
大きな試合に挑戦したい」と意欲的だった。
10日に強豪ベルギーと引き分けるなど、チーム状態は上向きだ。
策士のスワイヤ監督が、いまだ正体が見えない“カルタゴの鷲"を最後にどう仕上げてくるか、注目される。
記事一覧