06/13 07:21

何かの出来事をきっかけに、代表監督とメディアに緊張関係が走るのは万国共通だ。
日本が初戦で引き分けたベルギーでも、ワセージュ監督のW杯後の動向をめぐるニュースで、監督が機嫌を損ねてしまった。
ベルギーの一般紙、ドゥモルゲンでベルギー代表を担当するペテル・ゴリス記者(29)は、客観的な立場を強調するが、本大会での監督の選手起用には異議を唱えた。
「どうしてソンクを先発させないのか分からない。
彼は来季イングランドから誘いがあるほど、優れたベルギー・リーグの得点王なのに」。
強敵なしとみられたH組で2試合を引き分け、1次リーグ突破が危うい現況に納得がいかない。
初めて訪れた日本。
ベルギーのキャンプ地、熊本市の暮らしが気に入った。
日本食に関心を寄せる。
「てんぷら、すしがうまい。
焼き鳥屋の雰囲気もいいね」。
「はまった」のがネギトロ巻。
ベルギーに持ち帰るため、チューブ入りのわさびとからしを買った。
5月下旬の来日以来、約100万円を使い、ベルギーが決勝トーナメントに進めば、その倍の経費がかかるとか。
財布の中身を気にしつつ、代表チームの活躍を願っている。

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