06/13 18:39
チュニジアは13日、大阪の長居陸上競技場で前日練習を行い、冒頭の15分間が報道陣に公開された。
「Jリーグのチームにも勝てないのに、日本代表には勝てないよ」と一貫して言い続けているスワイヤ監督は、関係者によると本音を決して明かさない策士との評。
この日の練習でも、好調のFWジャジリが別メニューで、背番号「26」をつけた選手もいるなど、陽動作戦のにおいが漂う。
練習場所も当初の大阪市鶴見緑地球技場から変更し、予定されていた練習後の合同取材も突然キャンセルするなど、最後まで煙に巻き続けていた。
フォーメーションはジャジリを1トップとする4-5-1になりそう。
メンバーはベルギー戦とほぼ変わらないが、注目はガブシの出場停止で空く右サイドの攻撃的MF。
実績のあるセリミは左太ももを痛めており、本来はDFのマルズキの先発が有力となった。
マルズキは今大会の出場はないが、大会前の親善試合3試合に出場しており、経験の面では心配ない。
同国サッカー連盟のフェキ会長も「1次リーグ通過は難しい」とは言うが、もし早い時間帯に先制すれば“カルタゴの鷲"が勢いづく可能性は十分ある。
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