06/17 06:53
W杯の1次リーグ2試合連続得点で、日本のMF稲本潤一の注目度が世界的にも上がった。
「イナ」の活躍を心の底から喜んでいる英国人がいる。
アレックス・ゴーバーさん(32)。
稲本の所属するイングランド・プレミアリーグの強豪、アーセナルで、稲本の通訳を務めている。
今回は英国の民放、ITVの取材クルーとして来日。
イングランドのカバーがメーンだが、日本が対戦した試合をスタジアムで見守った。
「イナは移籍後初めてのシーズンは、試合になかなか出られなかった。
でも、W杯でいい仕事をして、移籍が間違いでなかったことを証明したと思う」とうれしそうに話した。
英南西部ブリストルの出身。
親日家の母親の影響で、オックスフォード大で日本語を専攻し、1991年から1年間上智大に留学して日本語を磨いた。
ゴーバーさんは「日本語と出合えたことを喜んでいる」と言った。
とはいえ、一番気になるのが準々決勝に進んだイングランドの動向。
「W杯は実力もそうだが、運がないと勝ち上がれない。
イングランドは結束が強まっているし、頑張ってほしい」とエールを送った。
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