06/17 19:25
サッカーの日本代表は17日、決勝トーナメントのトルコ戦を控え、試合会場の宮城スタジアムで練習、冒頭の約15分間を公開した。
グラウンド上でトルシエ監督はピリピリした表情。
柳沢敦選手や三都主アレサンドロ選手らを個別に呼んで話し込んだほか、ディフェンス陣を集め、大きなジェスチャーを交えて戦術を再徹底していた。
練習に先立つ記者会見で監督は「1次リーグ突破の満足感を切り替え、チームの団結で、さらに勝ち抜くチャンスをとらえたい」と、ムードの引き締めに懸命だった。
「テレビで選手の笑顔ばかりがクローズアップされる(スター扱いの)ムードはいけない。
フリーキックの前に、髪の毛を直すような選手は試合に出さない」。
いら立ったような口調でもあった。
選手はこれまでと変わらず、リラックスしながら気持ちを高めているようだった。
小野伸二選手は「簡単に勝てるとは思わないが、自信を持って臨みたい」とコメント。
ロシア戦、チュニジア戦で主将を務め、黒いフェースガードが海外マスコミでも話題になっている宮本恒靖選手は「今の勢いを生かし(準々決勝がある)地元の大阪に戻れるよう、ぜひ勝ちたい」と力を込めた。
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