06/17 21:34
【イスタンブール17日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)で、18日に日本と対戦するトルコのプロサッカーの歴史は日本よりはるかに長く、欧州で有名な強豪クラブもある。
多くのトルコ人が「日本には負けない」と自信を持つのは、こうした伝統と実績が背景にある。
プロリーグは、トルコ共和国が建国された1923年に発足。
トップリーグは現在「スーパーリーグ」と呼ばれ、計16チームが参加。
最大都市イスタンブールが4チーム、首都アンカラが2チームなど各地に本拠を置く。
下部リーグとの間で毎年3チームずつ入れ替えを行う。
特に人気があるのはイスタンブールの「ガラタサライ」(創設1905年)と「フェネルバフチェ」(同07年)など。
ガラタサライは2000年、欧州連盟(UEFA)カップで優勝。
2000年の欧州スーパーカップで、欧州チャンピオンズリーグの覇者レアル・マドリード(スペイン)を破って優勝した実績を持つ。
W杯は国営テレビが無料で放送しているが、スーパーリーグは加入制の有料テレビが放送。
多くのファンはスタジアムのほか、カフェなどで試合を楽しむという。
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