06/17 06:58

【イスタンブール16日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)で、日本との決戦を18日に控えたトルコでは、大多数の国民がトルコの勝利に自信を持っており「ベスト4まで行ける」という声が圧倒的だ。
同国メディアは日本代表が「よく走る」と評価し「イナモト、スズキに気を付けろ」などと伝えている。
赤地に3日月と星の国旗があちこちに翻る同国最大の都市イスタンブール。
決勝トーナメント進出決定を喜んだ市民や企業が窓などに掲げたため、ここ数日で国旗の数がぐんと増えた。
自分のタクシーの中に国旗を張り付けた運転手の男性は「1-0でトルコの勝ちかな。
何点差でも勝てばいいのさ」。
市内の警官も「2-0でトルコだろう。
でもフェアプレーでなければ意味がない」と、職業柄かルール順守を訴えた。
スポーツ紙「ファナティク」は「日の出ずる国、日本にもう一つの日が昇る。
それはトルコの太陽だ」とする同国のギュネシ監督のコメントを紹介した。
「ギュネシ」はトルコ語で「太陽」の意味だという。
ガラタサライなど、欧州でも強豪のクラブが参加する国内リーグを運営する組織の幹部は「トルコは今回、ベスト4に入る力がある」と断言している。

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