06/21 06:48

【ローマ20日共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)で韓国戦に敗れたイタリア代表が20日、チャーター機で帰国、待ち受けた数百人のファンの温かい出迎えを受けた。
空港では数百人の若者が国旗を振り歓迎。
選手が出てくる度に拍手がわき「イタリア、イタリア」の声が飛んだ。
ファンからは「よくやった。
大好きだよ」などの声が掛けられ、負けたチームへのトマト投げはなかった。
ガットゥーゾは「不運だった。
今までは審判を信じていたが、ワールドカップで変なことがあったのでもう信じない」と不満を述べた。
人気の「ローマのプリンス」トッティはファンが差し出すサインを拒み、警察の車で空港を去った。
これより先、ミラノに到着したデルピエロは空港で多くのファンを前に「こんなに迎えてくれてさらに気持ちが落ち込む。
疲れてがっかりだよ」と肩を落とした。
トラパットーニ監督は「ファンは見る目があってすべてを理解していると思う。
感謝する」と述べた。

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