06/22 10:10

【ロンドン22日共同】22日付の英国各紙は、サッカーのワールドカップ(W杯)準々決勝でブラジルに逆転負けしたイングランドに対し、「次回まで待とう」(タイムズ)「われわれはつかの間ながら世界を制した」(デーリー・エクスプレス)と、健闘をたたえる記事が多かった。
各紙とも、FKでの判断ミスで決勝点を許したGKのシーマンを大きく取り上げた。
だが試合後、涙を浮かべファンに謝罪したベテランGKを責める論調は少なく、ブラジルとの力の差を素直に認めた。
またタイムズは最近の20年間で初めて、大勢のイングランド・ファンが海外へ乗り込みながら蛮行に及ばなかったと指摘。
理由の一端として、日本のファンの純朴な姿勢が「(サッカーが)あくまでゲームであり、楽しむべきものであるとの真実を世界に気づかせた」と感謝した。

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