06/22 16:48
W杯準々決勝でブラジルに敗れたイングランドのエリクソン監督、ベッカム主将が22日、帰国を前にキャンプ地の兵庫県津名町で会見し、日本中を沸かせたベッカム主将は「若い(イングランド)チームには1次リーグ突破もできないのではとの声もあったが、期待という重圧に耐えながら、よくここまで頑張ったと思う。
後悔はない」とすっきりとした表情で話した。
今大会の一番の思い出を「アルゼンチンに勝ったこと」とベッカム。
4年前のフランス大会ではアルゼンチン戦で退場処分を受けてチームも敗れ「愚か者」と非難されただけに、雪辱を大いに喜んだ。
また、大声援を展開した自国サポーターに感謝するとともに「日本の人たちの温かいサポートにも感謝したい」とメッセージを送った。
イングランド初の外国人監督として指揮を執ったスウェーデン人のエリクソン監督は「(選手の退場で)1人多い状況だった後半は大きなチャンスだった」と攻め崩せなかったブラジル戦を悔やんだが、「イングランドは世界のトップになる可能性を秘めている」と手ごたえを感じていた。
前回優勝のフランスが早々と敗退したことに関連して問題視されている欧州のシーズンの過密日程について、同監督は「イングランドサッカー協会に改善を求めたい」と述べた。
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