06/23 23:21

【ニューヨーク22日共同】23日付の米紙ニューヨーク・タイムズ早版は、運動面トップでワールドカップ(W杯)で4強進出を決めた歓喜の韓国代表の大きなカラー写真を載せ、「サッカー界の第三世界から飛び出した小さなチームの躍進は敬意に値する。
もはや弱小チームの物見遊山とは言えない」と賛辞を贈った。
記事では、韓国は欧州勢の泣きどころを突いて快進撃を続けていると指摘し、アジア勢のどの国も成し遂げていなかったベスト4を評価。
ポーランド、ポルトガル、イタリアに続き、欧州勢のスペインを準々決勝で破った瞬間、韓国中が喜びに包まれ、チームカラーの赤で染まったと伝えた。
スペイン戦に関し、同紙はモリエンテスのゴール(延長前半2分)は明らかに得点だったと指摘したが、韓国の躍進の一因として、ヒディンク監督の下で約2カ月間、チームとしての強化ができたと分析。
これに対し、多くの欧州や北、南米、アフリカの選手はW杯の数週間前まで慌ただしいリーグ戦に追われていたとし、韓国戦に臨んだスペインの4選手は5月15日まで、欧州チャンピオンズリーグでプレーしていたと説明した。

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