06/24 16:02

韓国と準決勝を戦うドイツは、適度な緊張感と期待感を膨らませている。
フェラー監督は「開催国との試合はかけがえのない経験。
選手には雰囲気にのまれないよう、楽しむよう言い聞かせている」と話した。
伝統的に「ゲルマン魂」と称される精神力の強さで数々の苦戦をものにしてきたが、世代交代したチームの性格は少しずつ変わってきている。
今大会を通して42歳の指揮官は独特のリラックスムードを保ち、選手から余計な重圧を取り払ってきた。
「監督はどんなときでも気持ちに余裕がある。
それがわれわれを楽にさせる」と主将カーンは言う。
その恩恵を最も受けているのがクローゼだろう。
初戦のハットトリックの後も2試合連続得点と一躍エースストライカーとしてアピールしたが、決勝トーナメントに入ってから2試合無得点。
それでもフェラー監督の信頼は揺るがない。
「どんなに優秀な点取り屋も、得点できないことはある。
韓国戦は空中戦が鍵を握ると思うが、クローゼはヘディングが素晴らしいし、体調も万全に戻った。
味方の援護もあるだろう」と、活躍を確信している。
(ソウル共同)
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