06/25 15:16
快進撃を続けるトルコが、準決勝で最多4度の優勝を誇る「王国」ブラジルと対戦する。
1次リーグC組での試合(3日)は1-2で逆転負け。
ギュネシ監督は「普通では考えられない、誤審で流れを変えられた」と振り返る。
借りを返したいトルコにとって、再戦は願ってもない。
ブラジルとの初戦は1-1で迎えた後半41分、トルコのDFアルパイがペナルティーエリア内で相手FWを倒したとして、主審がアルパイを退場処分とした。
ブラジルはPKを得て、決勝点になった。
このプレーが“誤審騒動"に発展。
写真では、反則行為がペナルティーエリア外で起きたことを示しており、相手FWも派手な転倒アクションでPKを誘ったことを認めている。
試合終了直前には、微妙な判定でハカンウンサルが2度目の警告を受けて、退場処分となり、遺恨が残った。
トルコの選手、監督はブラジルに負けたとは思っていない。
アルパイは「PKを相手に与えた判定は正しくなかった。
審判員が公平なジャッジをしてくれれば、次は勝つ」と言い放った。
ブラジル戦で先制点を挙げているハッサンも「1次リーグを通過してから、お返しするつもりだった」と意気盛んだ。
圧倒的な強さで勝ち上がってきたブラジルが、最も苦しんだのがトルコ戦だった。
ギュネシ監督は「準決勝は、世界中が満足する素晴らしい試合になるだろう」と予言した。
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