06/25 19:19
セネガル戦ではゴールデンゴールをアシストした。
右サイドを精力的に動き回るユミトダバラは、豊富な運動量と高い技術で、トルコの攻守を支える。
モヒカン刈りの頭は、ピッチで大いに目立っている。
ガラタサライでのプレーが認められ、今季はイタリア1部リーグ(セリエA)の強豪ACミランに移籍。
だが、わずか10試合しか出番はなく、無得点に終わった。
来季は古巣に戻ることが決まっている。
今大会はそのつらかったシーズンの雪辱戦だ。
約200万人のトルコ移民が住むドイツで生まれた。
ドイツでサッカーを学び、その力を祖国のために生かしている。
トルコ系ながらドイツ代表を選んだショルのような存在もいるが、「小さいころからトルコ人として育った」と、トルコ代表を選択した。
大会には長髪をなびかせて入ってきた。
1次リーグ初戦のブラジル戦で逆転負けを喫した後、頭をばっさりと刈り込んで周囲を驚かせた。
「(モヒカン刈りだったドイツ代表の)ツィーゲの髪形をまねしたんだ。
この頭が成功につながっているのかもね」。
確かにその後、チームは負けなしである。
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