06/26 08:18

1966年のW杯で優勝したイングランドの名選手ボビー・チャールトン氏(64)がこのほど、都内で開かれたトークショーで、大詰めを迎えたW杯の優勝国にブラジルを推した。
チャールトン氏は「ブラジル国民の期待は、ほかの国に比べとても高い。
それが選手たちの活力になる。
優勝はブラジルだと思う」と理由を語った。
準々決勝でブラジルに敗れたイングランドについては「イングランドには、ダイアーやJ・コールなど若い選手がいる」と次回のW杯へ期待を込めた。
また、今回問題となった入場券の販売に関しては「最終的に仕切っている国際サッカー連盟(FIFA)に責任がある。
サッカーはスタジアムで見るのが一番。
(入場券が)手に入らないなんてばかげている」とFIFAを非難した。
1992年から日本のW杯招致活動にかかわってきた同氏。
アジア初の開催、初の共催となった今回のW杯について、「W杯が実際にこうしてアジアで開催されていることを誇りに思う」と喜びを語った。
日本サッカーについても「おとなしいといわれていたが、スピードあふれる攻撃が上達した」と分析し、展望は明るいと話した。

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