06/26 18:59
体格の差を生かしたパワープレーと組織的な守備で韓国を退けたドイツは、30日に横浜で行う決勝戦に向け気持ちを切り替えている。
26日午前にソウル近郊で軽いクールダウンを行った後、フェラー監督は「ドイツらしいコンパクトなサッカーを披露したい」と抱負を語った。
勝ち進みながら着実に力をつけた。
若手が成長し、ベテランが奮起した。
「数年前は誰も知らなかった20代前半の選手が一人前の仕事をしてくれた。
30歳前後の選手も、ここまで力があるとは思わなかった」12年ぶり4度目の優勝へ手ごたえ十分の様子。
選手と監督の両方の立場で優勝するのは、同国では皇帝ベッケンバウアー以来2人目の快挙となるが「走力、スタミナ、戦術はピークに達した。
これ以上良くはならない」と揺るぎない自信を口にした。
司令塔バラックが累積警告で出場停止。
「唯一無二の選手。
大きな痛手だ」と認めながらも「ドイツは個人の力に頼らない。
一致団結して勝つ」と強気だった。
(ソウル共同)
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