06/28 17:41

ドイツは、司令塔バラックが累積警告で30日の決勝に出場できない。
「一人で試合の流れを引き寄せることができる選手。
誰にも代役はできない」と頭を痛めるフェラー監督は、ブラジルを相手にどんな布陣で臨むか。
バラックは米国との準々決勝、韓国との準決勝と2試合続けて唯一の得点を決めている。
攻撃力を維持する狙いなら、韓国戦は左MFだったボーデを中にコンバートするだろう。
FWもこなすベテランはドリブル突破と2列目からの飛び出しでチャンスに絡む。
ブラジルの攻撃力を警戒して守備的な布陣にするなら、イエレミースの起用か。
昨季、欧州チャンピオンズリーグを制したバイエルン・ミュンヘンの「火消し役」は、攻撃の起点となるロナウジーニョの密着マークにはうってつけだ。
韓国戦は右DFだったフリンクス、イエレミース、ハマンと3人の守備的MFを並べる手もある。
フリンクスは所属クラブでプレーしている位置に入り、持ち味がより生きるだろう。
バラックのキープ力とカバリングを補うなら、米国戦でリベロを務めたケールの抜てきも考えられる。

記事一覧