06/29 10:32
【ソウル29日共同】「予約中の中国旅行を延期したい」「欧州ツアーにオランダも入れて」。
韓国日報は29日、サッカーのワールドカップ(W杯)で韓国人の各国への好感度が大きく変わり、中国やイタリアが嫌われオランダが大人気になったと報じた。
旅行業界の話として同紙が伝えたところでは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から脱出した住民の扱いをめぐって中国へのイメージが悪化。
さらに中国メディアが22日のスペイン-韓国戦で審判の判定に疑問を投げ掛ける報道をしたことが影響した。
イタリアは18日の韓国戦で「誤審」を強く主張、韓国人のイタリアへの印象が悪化したことと、イタリア人の韓国人への反感が強まったとみられていることが原因。
旅行会社には「イタリアに行っても安全か」という問い合わせの電話がひっきりなしという。
一方、韓国をベスト4に導いたヒディンク監督の出身地、オランダは今や韓国で最も人気があり、監督の生家と名所を訪ねる特別ツアーもつくられた。
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