06/30 20:38

【ソウル30日共同】「ワールドカップ(W杯)はきのうで終わったよ」。
W杯決勝戦が行われた30日、ソウルの繁華街はデートの若者や買い物客であふれ、すっかり普段の日曜日の姿に戻った。
29日の3位決定戦で韓国戦がすべて終わったためW杯への熱気はほぼ消えうせ、決勝戦への関心はいまひとつだ。
横浜で金大中大統領と天皇陛下が並んで観戦する姿は韓国にも生中継された。
ビアホールでテレビ観戦した会社員の朴世鎮さん(28)は「日本との共催はうまくいった」と断言する。
W杯中はテレビにかじりつく日々。
「日本人が韓国を応援してくれ、韓国人も日本を応援したから」とうれしそうだ。
韓国は7日1日が臨時の公休日となったことから、連休を利用して旅行に出掛ける人も多く、遊園地や行楽地は久々に家族連れなどでにぎわった。
だが、W杯開幕に合わせてソウル中心部など各地に設置された大型スクリーン前は、これまでと違って観戦する人もまばらだった。

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