07/20 18:10

日本サッカー協会は20日、東京都内の事務局で評議員会と理事会を開いて任期満了に伴う役員を改選し、川淵三郎副会長(65)を第10代の新会長に選んだ。
新理事会はまた、日本代表の次期監督に、元ブラジル代表の世界的名選手でJリーグ1部(J1)鹿島アントラーズのジーコ総監督(49)の就任を承認した。
日本協会、日本代表とも新体制が正式に誕生し、4年後のワールドカップ(W杯)ドイツ大会出場とベスト8以上を目指す。
ジーコ氏はブラジルから20日に再来日。
22日に、来年6月末までの11カ月間の正式契約を結び、就任記者会見に臨む。
契約は毎年、11カ月契約で更新する。
最初の試合は11月のアルゼンチンとの親善試合になる。
ジーコ氏は、1980年代のブラジルを代表する名選手で、91年に鹿島の前身である住友金属に入り、Jリーグでは94年途中までプレー。
その後は鹿島の総監督などを務めた。
日本協会副会長は小倉純二氏が留任するほか、Jリーグ新チェアマンに内定している鈴木昌氏と野村尊敬常務理事が新たに就任。
新専務理事には平田竹男・前資源エネルギー庁石油・天然ガス課長が就任した。
常務理事は、釜本邦茂副会長が降格したほか、豊島吉博事務局長、田島幸三理事らが昇格して7人となった。
岡野俊一郎会長は70歳定年制で退任し、名誉会長に、森健児専務理事も退任して名誉副会長となった。

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