07/20 22:55
【ソウル20日共同】横浜で行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)決勝戦の偽造入場券販売に絡む暴力事件を捜査している韓国の警察当局者は20日、押収した偽造入場券195枚が、韓国で行われた試合の未使用の入場券に手を加えてつくられていたことを明らかにした。
警察当局は同日、身柄を拘束していた韓国人の男(40)ら男女4人を恐喝容疑で逮捕。
指名手配中のブローカーの行方を追うとともに、入場券の入手ルート解明に全力を挙げる方針だ。
調べでは、押収された券は複数の試合のもので、印刷されている名前は韓国人だけでなく外国人のものもあるという。
韓国ではW杯期間中、ダフ屋が値上がりを見込み大量に買い占めた末、さばけなくなった入場券を投げ売りした試合もあった。
警察当局は、こうした券の一部のほか、国際サッカー連盟(FIFA)関係者や入場券販売を委託されていた英国の代理店バイロム社周辺から流出した可能性についても調べる。
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