07/21 20:36

【ソウル21日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)での韓国代表の活躍で大統領選出馬が注目されている韓国サッカー協会会長で国会議員の鄭夢準氏は21日、韓国の通信社、聯合ニュースとの会見で「いまは1人(無所属)だが、今後政治的な目的を共にする人であれば誰とでも一緒に行動する」と述べ、新党を結成して大統領選に出馬する意向を示唆した。
聯合ニュースによると、鄭議員は「わたしを必要とする政治勢力があれば、わたしを説得するだろうし、わたしも政治改革などの所信をもって説得する」と語り、新党結成に向けての活動を始めていることを明らかにした。
大統領選出馬に関する明確な態度表明の時期については、早ければ米国訪問後の8月中旬になる見通しという。
政界では、鄭氏は故朴正煕大統領の長女で新党「韓国未来連合」の朴槿恵代表のほか自民連の金鍾泌総裁、民主党の一部議員と提携するのではないかとの見方が出ている。
鄭議員はW杯後のマスコミの大統領選に関する世論調査で、民主党の盧武鉉・大統領候補をやや上回り、ハンナラ党の李会昌・大統領候補に次いで2位に浮上した。

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