07/27 19:36
サッカーの元日本代表MF広山望(25)がポルトガル1部リーグの中堅クラブ、ブラガと1年契約を結んだことが27日、明らかになった。
広山の代理人によると、既に現地でメディカルチェックを済ませており、背番号は「8」に決まった。
広山の保有権を主張するJリーグ1部(J1)の市原は「何も聞いていない」とし、両クラブ間での移籍金交渉を求める意向。
これに対し、広山の代理人は「国際サッカー連盟(FIFA)から自由契約選手と認められており、移籍金は発生しない」と説明。
保有権はパラグアイの2部クラブを通じてブラガに移り、移籍証明書もパラグアイ協会から発行されるという。
広山は市原からの期限付きで移籍したパラグアイのセロ・ポルテーニョで活躍。
ことし3月、ブラジルのスポルチと契約したが、市原側と話がこじれ、就労ビザが出ずに練習生扱いとなっていた経緯がある。
ブラガはポルトガル北部のクラブで昨季10位。
今季のリーグ開幕は8月下旬に予定されているが、保有権をめぐって市原側と代理人の見解が対立しており、今後の展開が注目される。
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