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【テッサロニキ27日共同】27日のアテネ五輪サッカー3位決定戦開始前に、イラクで武装組織に殺害されたイタリア人記者を悼み、イラクのアブドルワハブ主将がイタリアのピルロ選手に白い花束を渡した。
イタリア選手は腕に黒い喪章を付けてプレーした。
試合前の記者会見で、イラクのジャベル五輪サッカー選手団長は「事件は多くの悲しみをもたらした。
これは人類に対する罪だ」と表明。
イタリアサッカー連盟のカラーロ会長は「(事件で)イラクとわれわれの関係が変わることはない」と述べた。
イラクでは五輪開催中の19日、イタリア人のフリー記者エンゾ・バルドーニ氏(56)が武装組織に拉致され、27日までに殺害が確認された。

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