08/29 23:53
【アテネ29日共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は29日、アテネ五輪体操男子個人総合での採点訂正を求め、梁泰栄(韓国)が提訴した件で、CASは裁定を下さず、後日聴聞会をローザンヌ(スイス)で開くことを決めた。
期日は未定。
CASの裁定は通常24時間以内に下されるが、今回は国際体操連盟(FIG)などの関係者が、五輪終了間際で十分な準備ができないと主張したことなどから、期限を延ばした。
FIGは、この種目で3位に入った梁の平行棒の演技価値点が本来10点満点であったのに、9・9点で採点する誤りがあったと認めていた。
優勝したポール・ハム(米国)と梁の得点差は0・049点で、梁は自分に金メダルが与えられるべきだと訴えている。
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