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【アテネ29日ハンガリー通信=共同】アテネ五輪の陸上男子ハンマー投げで、ドーピング(薬物使用)違反のため金メダルをはく奪されたアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)が29日、国際オリンピック委員会(IOC)の決定に対し「まだ自分が王者だと思っている」と反論した。
アヌシュは、違反の決定的証拠となった尿検体が別人のものだったという分析について「違反の理由が真実なら、IOCはもっと早く結果が分かっていたはずだ」と主張した。
また、スポーツ仲裁裁判所(CAS)で潔白を証明する意向を示した。
ハンガリー陸連のラボルド会長も「アヌシュは何の証拠もなく処罰された。
競技前に4度検査を受け、競技後も含めてすべて陰性だった」と同選手を擁護した。

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