08/30 21:19

【アテネ30日共同】アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダルの室伏広治(ミズノ)は世界ランキング上位選手による世界ファイナル・ハンマー投げ大会(9月5日・ソンバトヘイ=ハンガリー)を欠場する見込みとなったことが30日、分かった。
室伏は30日、アテネからフランクフルトを経由する飛行機で日本へ向かった。
帰国後は日本選手団としての公式行事が相次ぎ、ファイナル大会出場は日程的に厳しい。
室伏は「連絡はこれからだが、帰国後は余裕がないと思う」としており、欠場の方向となった。
アドリアン・アヌシュ(ハンガリー)のドーピング(薬物使用)違反により、金メダルに繰り上がった29日夜には閉会式に出席。
銀メダルは返却済みで「気持ちもすっきりして、閉会式に出られていい思い出になった。
日本に帰って、いろんな人に祝福されれば金メダルを実感できると思う」と話した。

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