世界の子の笑顔千枚を提供 五輪開会式に日本人男性
8日に北京市で行われる北京五輪の開会式で、東京都在住のアートディレクター水谷孝次さん(57)が撮影した子どもたちの笑顔の写真1100枚が使われる。各国の人々の笑顔とメッセージを伝える活動を続ける水谷さんは「『一つの世界、一つの夢』という大会スローガンにふさわしい式に」と期待している。

「全世界から1万人の子どもの笑顔を募集」。式を演出する中国の映画監督、張芸謀氏が昨年8月に発表すると、水谷さんはすぐ写真提供を申し出た。愛知万博をはじめ、各地で展覧会やイベントを展開してきた「メリープロジェクト」で集めた約3万人の笑顔だ。

12月には張氏に招かれ、北京で面会。笑顔の写真を単なる演出ではなく、世界が一つになる共通言語として使ってほしいと水谷さんが訴えると、張氏は深くうなずき「あなたの熱意に応えたい」と賛同したという。

先月になって「1100枚の笑顔の写真を使わせていただきました」という張氏の礼状が水谷さんに届いた。演出は“最高機密"で、詳しい使い方は知らされていない。

メリープロジェクトの写真の一部は8日から17日まで、東京・六本木ヒルズで展示される。

08月06日(水)16:20
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